今回は1年間病院の施設警備員として雇用形態は契約社員で働いて方の体験談です。
勤務体制は24時間勤務で週4くらいのシフトで月25万円ほどの収入だったそうです。
20代後半男性、約一年間ほど病院の警備員として働いていたことがあります。
雇用形態は契約社員でした、応募方法はネットのアルバイト求人採用からです。
安定収入の仕事を探した
前職を人間関係のゴタゴタで辞めた当時の私としては、なるべく人と関わりたくないという願望を持っていました。
仕事を辞めた後は、数カ月間人付き合いがない日雇いの派遣をしていたのですが、働き方が安定せず収入面でかなり厳しい状況でした。
人とかかわらずなおかつ安定収入のある仕事を探していたところ、ネットで市民病院の施設警備の仕事を見つけたので応募してみました。
警備員の面接を受けました
警備会社の面接と会社の雰囲気はかなり緩かったです。
私服面接OKだったので、チノパンとYシャツで面接に行ったと記憶しています。
面接では、シフトはどれくらい入れるか、夜勤もあるけど大丈夫かなど勤務面に関しての質問がほとんど。
いわゆる就活のような頭を使わせる問答はありませんでした。
志望動機は?
履歴書や面接では流石に「人と関わりたくない」とは言えないので、落ち着いた環境で自分のペースで働きたいということをアピールしました。
その場で採用がほぼ決まり、30時間の警備研修を経て正式採用が決まりました。
病院の24時間警備シフトでした
病院警備の働き方についてですが、私の場合は朝8時に出勤して翌朝8時までの24時間警備のシフトに入っていました。
シフトを一回こなすと原則一日休み、週では最低3日勤務することが基本でした。
私の場合週4日で仕事をすることが多く、一ヶ月の間だと大体16日程度は働いていたと思います。
給料はどうでしたか?
給料は、深夜手当込みで一日働くと1万7千円になりました。
上限付きで交通費補助もあり、私の場合は家が比較的近いので月2000円程度でしたね。
月あたりでは25万以上30万未満の収入になりました。
年齢層は60代の方も多かった
働く年齢層は60歳以上の高齢者が中心、リタイア後の小遣い稼ぎで働く人が多いです。
若者で働く場合、年齢差がある相手とのコミュニケーションに自信のある人向きですね。
病院の警備員の具体的な仕事内容
24時間のうち、8時間は仮眠を含めた休憩時間ということに一応なっていました。
その日の状況次第で実質の休憩時間が増えたり、逆に休憩時間が削られたりすることもあります。
仕事の内容は、病院に訪れる人の中に不審者がいないかチェックしたり、落とし物や忘れ物を預かったりする業務が中心でした。
夜間になると、施設内の巡回警備が始まります。
2人一組が基本だったので、休憩を交代しながら巡回警備を朝まで繰り返しました。
警備の最中、体調の悪そうな入院患者を発見、当直の医師に連絡なんてこともたまにはあります。
覚えることは意外と少なかった
しかし、全体としては施設内のチェックやモニターチェックや受け付けの管理などの業務ばかりで覚えることはかなり少なめ。
すぐに即戦力として活躍できます。
覚えることが少なく体力も使わず人と接する機会も少ない仕事、人間関係に疲れた人には中々美味しい仕事だと思います。
欠点としてはつぶしがきかないところ。
コミュニケーション能力も使わないので衰えます。
施設警備員の仕事に向いている人
なんのスキルも身につかないので、一度施設警備にどっぷりハマってしまうと次の転職が難しくなります。
キャリアアップを考えているならおすすめできませんが、マッタリ働きたい人にはハマる仕事が施設警備だと思います。
- 月25~30万円くらいの収入でした
- 覚えることは少なかった
- 環境が良くてハマると抜け出せないことも