現在(2023年)、ウーバーイーツの配達方式には以下の3種類があります。
・PD 単独ピック
・PDD 同店舗ダブルピック
・PPDD 他店舗ダブルピック
そしてダブルピック(PDD、PPDD)には
・最初からダブルピック(PDD、PPDD)
・単独ピック(PD)に追加でリクエストが来てダブルピックになる
2パターンがあります。
参考 追加のリクエストについて
追加のリクエストは2種類、ピックアップ前とドロップ途中があります
〇ピックアップ途中のリクエスト
いわゆるダブルピック(同時配達の依頼)です
単独ピック(PD)で店舗に注文品をピックアップするために向かう途中に来るリクエストはダブルピックの依頼になります。
〇ドロップ途中のリクエスト
注文者の元へ注文品を届けている途中に、注文者の付近に近づくと次のリクエスト(依頼)が来ることです。
正式には「先行予約配達の依頼」で配達パートナーの間では「数珠る」と言われ、待機時間が無く途切れることなく稼働できるため稼ぎたい方には歓迎されています。
現在の注文品を注文者へ届けた後はすぐに次の注文品をピックアップに向かいます。
今回は単独ピック途中のリクエスト、ダブルピック(同時配達の依頼)についてまずは図で解説して、
そのメリットとデメリットの解説とそしてそもそもウーバー配達パートナーはダブルピック(PDD、PPDD)するべきか、しない方が良いのかを考えてみます。
ウーバーイーツ配達のダブルピック(同時配達)
単独ピック(PD)途中のダブルピック(PDD、PPDD)のリクエストは配達パートナーが注文者Aの配達リクエストを受けた後にピックアップに向かっている途中に注文者Bの配達リクエストが追加で送られてきます。
同じ飲食店又は他の飲食店で注文された2つの注文品を受け取り(つまり同店舗又は他店舗で集荷)、その後に注文者Aと注文者Bに配達します。
ダブルピックの報酬の仕組み
報酬は注文者Aまでの距離と注文者Aから注文者Bまでの距離の合計になります。
注文者Bまでの距離などが追加される形になります。
ダブルピックのメリットとデメリット
メリット
ダブルピックのメリットは効率的に配達回数を達成出来るということになります。
ウーバーイーツ配達パートナーはクエスト(回数達成)によるインセンティブを稼ぐことがより稼ぐことの重要な要素になります。
それなのでダブルピックで同時に集荷して2件の配達をこなせるという事は配達回数を効率的に増やす手段になります。
デメリット
不確定要素のリスク
ダブルピックでは2件の配達を順次こなしていくことになります。
まず確実に言えるのはスムーズに配達が進んだとしても2件目の配達は単独での配達より遅くなります。
そして、もし最初の配達先の注文者Aのところで住所不備などのトラブルが起こって時間を浪費した場合には2件目の注文者Bの配達が大幅に遅れることになります。
配達経路のリスク
ダブルピックは「配達先が近い注文者」の時に出る傾向があるとは言われていますが、注文者の位置が反対方向の場合もあります。
その場合もやはり2件目の配達が遅れる要因になります。
夕方一時間くらい鳴らなくて難波スタートでの売上。
ダブルピックだなって思ってキャンセルしたけど、二、三回くらい鳴るから受けたけど…
ダブルピック二度とやらないw
方向違いすぎるし、申し訳ない気持ちなったよ。 pic.twitter.com/r50TADdMqZ— 競輪love✩.*˚女★ウーバーイーツ 大阪 (@gklove39) September 28, 2019
注文者からの心証のリスク
ダブルピックで配達をしている場合には注文者Bのアプリには「○○さん(配達パートナー)は途中で別の注文品を配達をしています」などという表示がされます。
断りを入れているとはいえ配達を後回しにされているという心証を持たれることになります、その上で配達到着時に「遅い」と感じられたら
ウーバーイーツのシステムの仕様ですが配達パートナーの評価に「BAD」を付けられる可能性はあります。
ダブルピック(同時配達)を受けるべきか?
ウーバーイーツ配達パートナーのダブルピックのメリットとデメリットを解説してきました、ダブルピックを受けるべきか受けない方が良いのか個人的に考えた事は
ダブルピックを受けない
初心者
初心者、配達パートナーにまだ慣れて無い方は受けない方が良いでしょう。
やはり2件目の配達は遅れることになりますし、慣れている方なら2件目に同時配達のメッセージを送っておくなども素早く出来ますが、慣れないうちはアプリの操作にも手間取ります。
また1件目の配達先で住所不備などで手間取ると2件目の配達は大変遅くなります。
「BAD」の数が多い方
評価の満足度が低い方も「BAD」がこれ以上増える要素があるダブルピックは受けない方が良いでしょう
マイペースでやりたい方
1件1件確実にマイペースでこなしたい方もダブルピックは受けない方が良いでしょう。
ダブルピックを受ける
慣れて来た方
慣れて来た方でこれまでピックアップの経験がある飲食店で待ち時間が無いような飲食店の場合は受けてみるの有りでしょう。
例えばドロップ距離が短い傾向のあるチェーン店などです。
初めての飲食店の場合はリスクもありますが、ピックアップの経験上待ち時間の無い飲食店の場合はすぐピックアップ出来るので配達時間もトータルで短くなります。
配達回数を増やしたい方
インセンティブのクエスト(配達回数の達成)をどんどんこなしたい方には回数を稼げるダブルピックは向いています。
PDDとPPDDを使い分ける
同じダブルピックと言ってもPDD、PPDDは効率性はPDDの方が良いです。
行く場所がPDDは3カ所、PPDDは4カ所になりますからPDDの方が配達時間が短くなる可能性が高いです。
なのでPDDは受けるが、PPDDは止めておくなども有りでしょう。
また慣れてくれば料理店によって商品の運びやすさなどもわかってきます、その辺りも勘案して判断できるようになります。
※例えばKFC(ケンタッキーフライドチキン)はとても運びやすいです。
ダブルピック(同時配達)のまとめ
基本的にはまだ配達に慣れていない場合はダブルピックは受けない方が良いでしょう。
ある程度配達に慣れてきて飲食店の傾向などもわかってきたらダブルピックを試しに受けてみるのも良いでしょう。
そして、ダブルピックを受けてみて向いていると思うならダブルピックを受け続けても良いですし、自分にはダブルピックは向いてないなと思うなら拒否すれば良いです。
以上、なにかと受けるべきか、受けない方が良いのかと話題になるUberEATS(ウーバーイーツ)の配達パートナーのダブルピックについて解説しました、参考にしてください。
ダブルピック(PDD、PPDD)を単独ピックにする
ボクはとりあえず受けて、1件受けキャンします😭
商品内容を確認して2件行けそうならそのまま配達します
— タイシ@ウーバーイーツ (@Taishi0413n) March 23, 2020
一旦受けて2件の注文の内1件を受けキャンするという方法もあります、ただし余りにも受けキャンが多いのも問題があるので柔軟に対処しましょう。